毎日新しい機能が発表されるAIのニュース。
TwitterのタイムラインやYouTubeのラインアップが、AIについての新情報で埋め尽くされていませんか?
このお祭り騒ぎに、あなたは付いていけてますか?
ChatGPTとBingのAIチャット機能については、日々進化しているため、置いてけぼりになってしまう不安がありますよね。
すみません。私ねこまんまはトロいので、AIの進化の早さに、記事執筆が追い付かないです。
今回は、有名な2つのAI、ChatGPTとBingのAIチャット機能について、どんなものなのか、できることや使いやすさなどを比較してみました。
これを読んで、どちらのAIが自分に合っているか見つけてください!
この記事でわかること
・検索するならBingのAIチャット機能を選ぶ
・長文を作成するならChatGPTを選ぶ
・AIとの上手な付き合い方
検索するならどっちがいいの?
つい最近までは、ChatGPTは最新情報に弱いと言われていました。
確かに、ChatGPTは2021年9月頃までの021年9月頃のデータまでしか搭載されていません。
そのため、2022年以降の情報が必要な回答は答えられなかったり、誤った解答になっていました。
そこで、Chromeの拡張機能で「Web ChatGPT」という検索して調べることが出来るようになりました。
ただ、「Web ChatGPT」をONにすると、通信が不安定になるようでしょっちゅう動作が止まっていました。
そこへ最新情報によりますと、OpenAIからChatGPT Pluginsという新機能が発表されました。(2023年3月23日)
OpenAIの公式から「ウェブブラウジング」プラグインが提供されることがわかっています。
これで、ChatGPTの情報は古い問題から解決されます。
ただし、プラグイン機能は、有料会員から順次提供されるそうで、一般に使えるようになるにはまだ時間がかかりそうです。
調べものをしたい時に使うと便利なのはBing
Bingは検索エンジンとして最新情報を参照しながら、回答してくれます。
Bingはもともとマイクロソフトの検索エンジンなので、調べもののスピードは超速いです。
たとえば、最近の話題であるWBCの話題をBingに振ってみると、5秒で回答してくれました。
WBCの決勝戦で大谷翔平が放り投げた帽子はどうなりましたか?
検索して参照した記事まで教えてくれました。
同じ質問をChatGPTに振ってみました。
私は現実世界の出来事についてリアルタイムで情報を持っていません。
私の知識は2021年9月までのものであり、2023年のWBCの決勝戦に関する具体的な情報は分かりません。
大谷翔平が帽子を放り投げたという情報も、私のデータベースにはありません。
最新の情報を得るためには、インターネットやニュース記事、ソーシャルメディアを確認してください。
間違った情報を言わないように、わからないことはわからないと言うようになっていました。
以前は、しれっと誤情報を出してきていたのに、進歩したということですね。
このように、最近の情報を追っていて、気になったキーワードを検索したいという場合は、BingのAIチャット機能にを使うのがおすすめです。
長文を作成するならどっちがいいの?
記事やセールスレターなど、大量のテキストで指示を出さなければできない使い方は、Bingは苦手です。
Bingは、単語や短い文章で質問する前提で設計されているようです。うまく回答を引き出すには、短い文章で指示するのがコツです。
それでも、求めている回答とは違う形でかえってきます。
あなたはプロの編集者です。これから記事を書きたいので、企画のネタを投げます。まずは、話し相手として付き合ってください。
テーマは、ChatGPTとBingのAIチャット機能との比較ですが、大丈夫でしょうか?
ライバルとの比較を記事にしたいから教えろなんて、こんなこと言ったら怒られるだろうかと心配でした。
一応、「大丈夫ですか?」とお伺いをたててお願いしたところ、数秒で検索がはじまって、検索元も明示しながら回答してきました。
検索した内容を、長い文章で回答できましたが、文章としてはちょっとわかりにくいですし、面白みがありません。
レポート提出には向いているかな?という感じです。
論文や記事作成に強いChatGPT
同じ質問をChatGPTに投げてみます。
あなたはプロの編集者です。これから記事を書きたいので、企画のネタを投げます。まずは、話し相手として付き合ってください。
テーマは、ChatGPTとBingのAIチャット機能との比較ですが、大丈夫でしょうか?
わたしはChatGPTに、以前にも何回か見出しを分けて回答するように指示出ししているので、それを記憶しているようです。
ただ、ポイントが長々と続いたので、5つに絞るように指示しました。
2回目の回答のわかりやすさはすごい!
ついでに、リード文も考えてもらったら、なかなかイケてる文章が出てきました。
「イントロダクションでは、興味を引くようなフックを提供し、記事の目的を簡潔に説明することが重要です。」
このようにアドバイスまでくれるのは、わたしが「あなたはプロの編集者です。」と、指示したからかもしれません。
もし、ChatGPTの回答が途中で止まってしまったら、「続きを書いてください。」と入力すれば、その続きを出してくれます。
長く使うとより便利になるChatGPT
現時点では、Bingの会話は一度終わると履歴は残りません。
前回の続きをしようと思ったら、設定の指示出しから入力し直さなければなりません。
それに対して、ChatGPTは、これまでのやりとりを記憶してくれて、使い続けることでより適切な回答が得られるようになります。
これがChatGPTのいいところで、毎回前提条件から入力し直すという手間が省けます。
ブログや記事執筆など、何度も繰り返すプロジェクトでは、やり取りしたものがリセットされないChatGPTがおすすめです。
わたしは、GPT-3.5から使っておりまして、最近有料のGPT-4にしましたが、以前のGPT-3.5のやり取りも全部記憶されていて、履歴もそのまま残っています。
使い続けているから、痒い所に手が届くかんじで、望む回答してくれるのです。
アドバイスまでしてくれるChatGPT
ChatGPTは、アイディアや新しい切り口を提案したりします。
例えば、リード文とはこうだから、このようにするのがいいとか、タイトルは目を引かせるために、こうした方がいいとか、アドバイスまでしてくれるのです。
小学生にもわかりやすい記事にしようと思います。
ポイントに沿って、文章を短くシンプルにし、イラストや図表などを用いて視覚的に伝えることで、小学生にも理解しやすい記事が書けるでしょう。
また、専門用語は避けるか、簡単な言葉で説明することが重要です。
こんな具合です。
GTP-4を無料で使えるBing
ChatGPTもBingもGPT-4を搭載したチャット型AIですが、ChatGPTのGPT-4モードは有料プランのみ利用可能で、月額20ドルの費用がかかります。
体験するならBingから
一方、BingのAIチャット機能は、無料でGPT-4を使えるのが大きな魅力です。
ChatGPTのの無料プランのGPT-3.5もすごく便利ですが、気軽にサクッとGPT-4を体験したいなら、BingのAIチャット機能を使ってみるのがおすすめです。
国産の軽EV車でおすすめは?
日本製の軽EV車でおすすめの車種は、日産サクラ、三菱eKクロス EV、ホンダe、マツダMX-30 EV MODEL、トヨタi-ROADなどがあります1。
これらの車種は、航続距離や価格などが異なるため、自分に合った車種を選ぶことが大切です。
どっちのAIも、いい答えを出してくれたら褒めよう
AIは人間じゃないけれど、褒められた事は役に立ったんだと記憶されます。
いい回答を出したときは、褒めた方がいいです。
ありがとう!すごくいい書き出しです。
どういたしまして!お褒めいただき、ありがとうございます。
そのイントロダクションを使って、記事がスムーズに書けることを願っています。
もし途中で質問やアドバイスが必要になった場合、いつでもお気軽にお声がけください。
お手伝いできることがあれば喜んで対応させていただきます。
良い記事が書けるよう、頑張ってください!
褒めることで、今後提案してくれる内容も、好みのものを出してくる確率が上がります。
こうやって、上手いなと感心した時は素直に褒めて、こちらの意図をくみ取ってくれるようにしていくのが、AIとの上手な付き合い方です。
まとめ
ChatGPTとBingのAIチャット機能について、どのような違いがあるのか解説しました。
改めてまとめると、
✅調べものするには、検索エンジンであるBingが向いています。
✅長文を扱う場合や、同じような指示を繰り返し使う場合は、ChatGPTが向いています。
✅どちらも無料で使えますが、ChatGPTのGPT-4を使いたい場合は有料になるため、GPT-4を体験したいだけなら、BingのAIチャット機能にがおすすめです。
私自身もまだはっきりと使い分けができているわけではないので、BingのとChatGPTを行ったり来たりしながら、丁度いいラインを探っている状態です。
今後はChatGPTに画像生成もプラグインされるようなので、画像生成AIについても、勉強したいですね。
またあなたのお役に立てるような記事を発信していきます。