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「暗号資産やめとけ」と言われる理由/リスクとメリットを解説

2022-12-29

ちゃちゃ丸

暗号資産と仮想通貨は、何が違うの?

同じです。

以前は仮想通貨と呼ばれていたけど、G20首脳会議などの国際会議で「クリプト(暗号資産)」という名称が使われ出したことにあわせて、金融庁は暗号資産に呼び方を変更したのよ。

ねこまんま
ちゃちゃ丸

ふーん。暗号資産に興味があるけど、やめというたほうがいいのかな?

なんか、怪しいよね。

確かに世間の暗号資産に対するイメージ良くないよね。「暗号資産はやめとけ」と言う人は多いしね。

ねこまんま

近年、暗号資産が注目されています。世間でも大きく稼いだという話を聞きますが、信用していいのか不安です。

そこで、なぜ「暗号資産やめとけ」と言われるのかその理由と、暗号資産のリスク、メリットを解説します。

この記事でわかること

✅暗号資産やめろと言われる理由

✅暗号資産をおすすめしない人

✅暗号資産のメリット

✅リスクを抑えるポイント

この記事は、無理に暗号資産を始めろと勧誘するものではないのではありません。

どうか安心して最後までお読みください。

「暗号資産やめとけ」と言われる3つの理由

「暗号資産はやめとけ」と言われる理由を3つ解説していきます。

①暗号資産はリスクが高いー3つのリスク

②投資自体が悪だと考えている

③新しいことはよくわからないから、全て怪しく感じる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①暗号資産はリスクが高くて危険?

暗号資産のリスクは大きく見て3つあります。

・損する可能性がある

・銘柄の値動きが激しい

・盗難や取引所の破綻がある

リスク1:損する可能性がある

暗号資産に限らず、『投資』や新規事業には損失を生み出してしまう可能性があります。

例えば、100万円の仮想通貨を買ったそのあとに、暗号資産のレートが下がってしまい、90万円分の価値に下がってしまったというケースが考えられます。

残念ながら、暗号資産を使った詐欺が多いのも事実です。

消費者庁は注意喚起しています。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_001/

例えば、マッチングアプリで知り合った相手から、投資の勧誘を受けても安易に投資しない。

あるいは、LINEで友達登録させたあとに、オートビットチャージさせるウエブサイトに誘導させ、暗号資産以外の金銭的負担をさせる詐欺に注意など、具体的な実例をもとに注意喚起しています。

お金に関するおいしい話には乗らないことです。

こういう詐欺は暗号資産に限ったものではないのですが、暗号資産が悪者扱いされてしまって印象が悪くなっています。

リスク2:銘柄の値動きが激しい

暗号資産は銘柄の値動きが激しいので、それだけハイリスクハイリターンの投資だと思われています。

よく報道されるのは

・暗号資産で大儲けして億り人になった
・億単位の損失を出した

こういうのは、話題性があるのでニュースに取り上げられやすいです。

そのため、一攫千金のギャンブルのようにイメージされて危険だと思われているのでしょう。

リスク3:盗難や取引所の破綻がある

マウントゴックス取引所がハッキングされて仮想通貨が流出する事件がありました。

また、記憶に新しいところで、FTXが破綻したニュースがあります。

前者は、そもそも必要なセキュリティを実施していなかったことが原因。後者は、顧客資産の流用が原因です。

暗号資産自体に問題があるものではありません。

②投資自体が悪だと考えている

日本人は、お金とは汗水流して手に入れるものという価値観が根強く残っています。

働かずに稼ぐことはズルいと感じる人がまだまだ多いです。

③新しいことはよくわからないから、全て怪しく感じる

新しい文化が入ってきたら、警戒するのが普通です。

携帯電話、インターネット、最初はみんな警戒して様子見していませんでしたか?

新しいものは怪しいと思うのは、自己防衛本能だからしょうがないかもしれません。

けれども、時代が変わるにつれ保守的な考えは薄くなり、インターネットもスマホも今では当たり前の世界になっています。

逆に、この令和の時代に信用できる法定通貨はあるでしょうか。

世界中の人が、今の通貨に不安を感じてリスク分散のために暗号資産をやっています。法定通貨が絶対安全という保障はありません。

暗号資産をおすすめしない人

ちゃちゃ丸

暗号資産をおすすめしない人って、どんなタイプなの?

こんな人はやめとけ。

✅すぐに濡れ手に粟で稼げると思っている人

✅お金に余裕がないのにまとまったお金をつぎ込もうとする人

✅価格変動にメンタルが左右される人

ねこまんま

すぐに濡れ手に粟で稼げると思っている人

「億り人になるのを夢見ている人」にはおすすめできません。

暗号資産の投資方法はプロ向けの難しいトレードもあります。そういうのはハイリターンですが、ハイリスクでもあるので初心者は手を出さない方がいいです。

カモにされて大損する可能性が大です。

お金に余裕がないのにまとまったお金をつぎ込もうとする人

暗号資産や投資は、無くなっても生活に支障がない範囲で行いましょう。

借金したり、生活が困窮するくらいまでのお金を投資に回すのは、絶対にダメです。

価格変動にメンタルが左右される人

暗号資産は価格の変動が激しく、急落や高騰もしばしば起こります。

チャートを見るたびに一喜一憂して、メンタルが振り回されるのはストレスになります。

急落しようが何しようが、何も感じないくらいがちょうどいいです。

有名ブロガーのマナブさんは、価格の変動を見ても、「僕は、全くの無です。」と言っていました。

暗号資産のメリット

「暗号資産はやめとけ」と言われますが、暗号資産をやっている人は年々増えてきているのも事実です。

では、暗号資産投資のメリットを3つ解説します。

初心者でも少額から始められてまとまった資産は必要ない

24時間365日いつでも取引できる

世界中で開発・利用が進んでいる

初心者でも少額から始められてまとまった資産は必要ない

暗号資産は、100円や500円からでも始められます。

例えば、試しに口座を作って1000円の日本円を入金してビットコインを1円から買うのも手です。それができる取引所もあります。

仮に、1000円分全部ビットコインに変えて、もし半額に暴落しても、500円の損だったら、「ま、いっか。」で済みます。

24時間365日いつでも取引できる

正確にはメンテナンス中を除きです。

株式は各国の証券取引所に上場しているため、取引時間が限られています。なおかつ土日祝日は休みです。

一方で暗号資産は、いつでもどこでも取引が可能です。

世界中で開発・利用が進んでいる

世界中で常にバージョンアップや、新しいテクノロジーが進化していて、それに伴って利用者も増えています。

ビットコインは通貨としての価値を高めつつありますし、イーサリアムはプラットホーム上にゲームを作ったり、アート作品にNFT(非代替性トークン)をつけたりと、今までにない使い方で注目をあびています。

暗号資産は今後発展する可能性が限りなく大きいと言えるでしょう。

リスクを抑えるポイント

暗号通貨の取引でリスクを抑えるポイントは3つ

①複数の取引所に分散させる

取引所の口座を複数持てば、リスクを分散することができます。

万が一、どこかが破綻しても資産が0になることはありません。

②金融庁から認可を受けている取引所を利用する

海外取引所でも安全なところはありますが、金融庁が認可する基準を満たしている方が安全です。

認可の基準はざっくり言うと

・経営が安定していて、1000万円以上の資本金がある

・取引所とユーザーの資産を別々で管理する

・暗号資産(仮想通貨)取引所としての十分な運営能力がある

・定期的に外部の監査を受ける

・本人確認を徹底する

国の審査に通った取引所は安全性が高いので、信頼して口座開設できますね。

③少額から始める

慣れるまでは勉強のつもりで、損失覚悟で始めましょう。

損失が出ても問題ない金額からスタートすれば、転んでも痛くない痛くないです。

まとめ

暗号資産は始めてOKです。

「暗号資産やめとけ」と言われるのは、

1,暗号資産はリスクが高い

2,投資自体が悪だと考えている

3,新しいことはよくわからないから、全て怪しく感じる

というのが、主な理由です。

暗号資産(仮想通貨)怪しい、NFT怪しい、バーチャルもWeb3も怪しく見えるのはよく理解できないからです。

仕組みを理解していくと、実際には「未来をよくするテクノロジー」だということがわかります。

また、オススメしない人は、

・すぐに濡れ手に粟で稼げると思っている人

・お金に余裕がないのにまとまったお金をつぎ込もうとする人

・価格変動にメンタルが左右される人

こんな人は、やめとけです。

それでも、暗号資産はメリットの方が大きいので、リスクを避ける方法で投資するのはありです。

世界が、法定通貨よりも暗号資産に向かうのは加速化すると思われます。

自分の資産をリスク分散する意味でも、暗号資産口座を作っておいた方が安心だと思いませんか?

暗号資産(仮想通貨)投資を検討する際は、金融庁の「暗号資産の利用者のみなさまへ」を必ずご一読いただき、投資やその他に関する決定については、すべてご利用者様ご自身の判断に基づいて行っていただくようお願い申し上げます。

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