コラム 音楽

夏に聴きたい曲をリストアップしてみた

2022-07-03

夏に車を運転してると、毎年聞きたくなる曲ってありませんか?

サブスクが普及して時代やジャンルを問わず、いい曲はいい曲として評価されるようになりました。

一昔前は、常に新曲がトップ10入りしないと認知されにくかったです。しかも、歌謡曲とかロックとか世界音楽とかジャンル別に分けられて、聴く側のニーズに沿ってはいなかった。

でも、ここでサブスクリプションの登場で、聴く側主体の聴き方に時代は大きく変化しました。

この曲とか具体的にあげると、世代がバレバレなのでかなり勇気がいるのですが、わたしは幅広い年代を生きてきたし、「あー。これこれ!」ときっと誰かに共感いただけるかと思います。

夏といえば、ORANGE RANGE

歌いだしが「イケナイ太陽~」ですよ。この歌いだしをフェスでやったら盛り上がらないはずがない。全員跳ねまくりです。

イケナイ太陽

ちょっと意味深な歌詞が気になって聴いてしまうんですよ。でも、いやらしくない。女性が聴いても嫌な気分にはならない。そこが、ORANGE RENGEのいい所。ほかの曲でも際どい歌詞はありますが、夏だから許しちゃう。と、女の子は思うのです。

「きっと君じゃなきゃ やだよ  俺はイケナイ太陽」

こんなに愛されたいものです。

チャンピオーネ

NHK「2006FIFAワールドカップ」のテーマソング。

この歌詞はリズムにのせて、ラップ調で歌ってこそ魅力がぐーーんとアップするのです。

「音に合わせて手をたたいて ネガティヴなんて言葉蹴とばして」

このまんまです。ライヴ動画のメンバーが若くて超カッコイイので見てほしいです。

上海ハニー

この曲もノリノリに盛り上がる曲です。

特にライヴでは、沖縄のカチャーシーという踊りを会場のみんなで踊りながら「イーヤーサさーさー!」と叫びます。会場全体が沖縄になる瞬間です。

「僕きみのことよく知らないけど 何かときめいてます」

この歌詞の次がカチャーシータイムです。

「ハッ ハッ ハッ ハッ イーヤーさーさー!」

ミュージックに合わせて カチャーシー踊りましょう。

米津玄師×DAOKOといえば・・・

米津玄師ソロでも歌ってますが、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌でDAOKOとのデュエット曲といえば・・・

打上花火

この曲はぜひMVで楽しんでいただきたい。映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のアニメーションと曲がよく調和した編集となっています。

DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO – Bing video

「パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ終わらない夏が」

打ち上げ花火が夜空にパッと光って 開いたではなく、咲いたと表現してるところが好きです。

ポルノグラフィティ

名曲ぞろいで悩みました。。いろいろある中で、夏に聴きたい曲として頑張ってセレクトしました。これでしょ。

ミュージック・アワー

実際、ニッポン放送『ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン』でDJしていたこともあるので、歌詞がリアルに心に響きます。

「ラジオ番組でみんなのリクエストをお待ちしています」 ここまではいいけど、

「ダイヤルをして、ここでおハガキを一通」 ここに時代を感じてしまうのは私だけでしょうか。今ならダイヤルは無いしスマフォだし、ハガキを書くよりメールとかTwitterの方が早いですね。

「この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ」

曲の締めくくりがいいですね!この夏に何かが始まるワクワク感が溢れています。

Mrs. GREEN APPLE

人気アニメ「炎炎ノ消防隊」のオープニングテーマ「インフェルノ」という曲で知った方も多いと思います。でも、今回は夏に聴きたい曲で絞ってみました。

青と夏

あぁ、青春だなぁ。思春期になると思い通りにいかないことが世の中にはあるんだと知る時期でもあります。そんな時でも、この夏の主人公は君だと言ってくれる歌詞がいいです。

「主役はあなただ」

ここでグイっと引き込まれます。

ゆず

横浜・伊勢崎町の路上ライブからスタートしてここまで大きくなって、横浜に住んでた私はうれしいかぎりです。路上ライブからメジャーデビューした曲がこれです。ゆずの原点ですね。

夏色

普段と変わらない夏の日、さえない顔の君に見せたいものがあるんだと言って、自転車の後ろに乗せたのが夕方の5時半。

そして、自転車をこいで長い坂をおりていく。

横浜は坂が多いのです。やっと海に着いたのは誰もいない夜の海。

「何もしてあげられないけど、いつもそばにいるよ」

これはキュンです。

夕方から夜にかけての時間の経過、移動して海へと場所が変わる。ひとつの映画のようです。

JUDY and MARY

ジュディマリの歌詞は女の子にはとても共感するところが多いのです。

ジュディマリが流行っていた時代は、境界性パーソナリティ障害の診断を受ける子が多かったと、わたしのかかりつけ医が言ってました。わたしは境界性パーソナリティ障害で、歌詞にすごく共感する部分が多いです。

ジュディマリを語りだしたら止まらないので、夏というキーワードで2つセレクトしました。

Over Drive

たしかフジテレビの『俺たちひょうきん族』のエンディングテーマだったように思います。ヴォーカルのユキが健康的なセクシーさがあって魅力的でした。

女の子は恋をして傷ついてを日々体験しているのです。それが共感するポイント

「愛しい日々も 恋も 優しい歌も 泡のように 消えてくけど

あぁ 今は痛みとひきかえに 歌う 風のように・・・ 」

それでも、夢は冷めないのです。

ラッキープール

汗ばむ午後、知らない間に眠ってた。ラジオから夏なのに冬の歌が流れて、涼しい夕暮れの気分になって、そうだ!小さな庭にプールを出して大きな海にしようと目を開くのです。

「きっと繰り返す波のような日々から わたしを探すでしょう」

個人的に好きな歌詞は次の部分です。

「古びた時計捨てる勇気を だんだんわかってく」

デビュー当時の少女が大人になったんだなぁと思うと同時に、境界性パーソナリティ障害を克服していくヒントになるような気がします。

湘南の風

メンバーはもともと湘南で活動していて、ちょっと見た目オラオラ系で引いちゃうんですが、曲は若者の心にズバッとヒットするレゲエが特徴です。夏=海=湘南と連想させるバンド名です。

睡蓮花

夏のド定番です。この曲あたりから日本のミュージシャンのライブではタオルを振り回すというのが定着していったような気がします。

「濡れたまんまで いっちゃって~」

このフレーズは頭から離れないです。

THE BOOM

『島唄』という曲は、カバーアーティストが大勢いて世界的に有名です。島唄もいいけどれど、おすすめの夏に聴きたい曲は、

風になりたい

MVは、確か新宿の街をサンバで練り歩くという斬新な映像だったと記憶しています。

歌詞は短くて覚えやすいです。誰でも口ずさんでしまうノリのいい曲で、わたしの元がよく歌っていました。

ヨルシカ

最近のバンドですね。詩が文学的です。実際、ヘミングウェイの『老人と海』や、宮沢賢治の『風の又三郎』からインスピレーションを得て、ヨルシカなりの独自性も出したいい曲が多いです。

「又三郎」と悩んだのですが、又三郎は夏は夏でも終わりの9月というイメージだったので、こちらにしました。

ただ君に晴れ

若者は知らない間に大人になっていった。記憶はいつも夏の匂いがする。

「ただ君に晴れ」

パンパン!と手拍子するところがいいですね。この曲を聴いてると、作業してる途中でもパンパンと手を叩きたくなります。

SEKAI NO OWARI

誰もが知ってるビッグアーティスト。FUKASEくんを見てると、永遠の少年のようですね。メンタル病んでもここまで回復して、大きなステージに立てるんだと希望をもらえます。世の中で生きづらさを感じてる人は、実は才能があって天才なのかも、と、勝手に思ってます。

さて、いい曲ばかりですぐには選べない。ところで、夏に限定した曲ってあったっけ?

ありました。これです。

ムーンライトステーション

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』と、古典の『かぐや姫』を融合させて、セカオワのファンタジーをつくっています。YOKOHAMAの花火大会とか、UENOのガード下という言葉が出てきて、物語と現実の狭間にいるような不思議な世界です。

セカオワのライヴは壮大な装置と効果が魅力なので、ぜひライヴ映像で楽しんでください。

おまけ

名曲すぎて今回紹介しきれなかった曲がいっぱいあります。

その中の一つが、井上陽水の『少年時代』です。

夏休みの終わりに聴くと、ぐっとくる名曲です。

何しろ、歌いだしが

「夏が過ぎ~」

夏が過ぎても 私の心は夏模様 という歌詞は夏を思い返している。

それでも、名曲中の名曲。日本の歌100選に入るくらいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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